建御名方神(タケミナカタ)と諏訪大社
- 北原
- 2022年10月17日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年11月6日
先日、有名な著者である方とお会いでき、そのときの話題ででてきたこと
諏訪大社のルーツの話でした。
諏訪大社には、元諏訪社というものが存在し、名前は多祁御奈刀弥神社
(たけみなとみじんじゃ)徳島県名西郡石井町に鎮座していることをしりました。

ご祭神はもちろん
建御名方命
八坂刀売命
創建年は不詳で、信濃國諏訪大社は、宝亀10年(779)、
当社から移遷されたものだと言い伝えがあるそうです。
『古事記』は712年、『日本書紀』は720年に書かれたものなので、十分に建御名方神が
国譲りの舞台にでてきてもおかしくない頃の話になります。
この徳島県の場所は国譲、出雲や日本建国の舞台といわれいている淡路島も近くにあります。昔の書物として、古事記や日本書紀をつくるにあたり、近い場所のほうがよりリアルにまとめあげることができたのではないかと推測しております。
さて、もうひとつ興味深いことを教えて頂きました。
それは阿波です。
徳島県全体は阿波国であり
阿波の名は
和銅6年(713年)、元明天皇による好字令で、地名を二字で表記するため「粟」は「阿波」になったと言われてます。
このあたりも時代が重なっており、興味深いです。
2023年には、徳島にある剣山と多祁御奈刀弥神社に訪問し、この阿波について深く掘り下げてみたいと思います。


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